紙に思いを書く

失を乗り越える為に思いを紙に書く

少しずつ、少しずつ、気持ちが落ち着いてきて、

あなたの心の中で気持ちの整理が少しついてきたら、

紙に思いを書いてみることも、

喪失という大きな体験を乗り越える為に、

役立つことがあります。

 

PCに打つのではなく、

実際に手を動かして紙に書いてみる。

後悔していること。

会いたいこと。

愛していること。

ごめんなさいと思っていること。

怒っていること。

寂しいこと。

許してほしいこと。

許せないこと。

感謝していること。

 

それを一つ一つ書いてみて下さい。

整理がつかない気持ちもそのままに、

誰に読ませるわけではなく、

何よりもあなた自身の為に。

 

苦しい気持ちもそのままに。

ただ、あまりにも苦しみが強くなってしまったら、

ペンを置いてください。

 

読み返すと、きっと辛くなることもあるでしょうから、

書いたらどうぞあなたなりに捨ててください。

 

自分の気持ちが整理がつかない時や、

誰にも言えない気持ちがあって、

そのお気持ちが溢れてしまいそうなとき、

その気持ちそのままに、

その気持ちを書きなぐってください。

 

誰かに見せる必要もなく、

誰かの為でもなく、

あなた自身の気持ちを包み隠さず書いてみて下さい。

汚い言葉も出てくるでしょう。

それでも、いいのです。

 

それもあなたの大切な気持ちの一つです。

 

責める自分も出てくるでしょう。

それもあなたの大切な気持ちの一つです。

 

心のままにペンを進めて下さい。

 

気持ちが落ち着くまで、

「なんでこんなこと書いているんだろう?

意味が分からないな。でもね…。」

そんな気持ちもどうぞ書いてください。

 

紙に書いていくこと、

人の気持ちは、そんな大切な行動を通して、

紐解かれていく。

人生にはそんな時期が、大切な時があるのです。

  著者プロフィール

野川 仁
野川 仁

元引きこもりの心理カウンセラー。

現在は、都内のクリニックでカウンセリングをする傍ら、講師として、毎週(土)横浜で講義を行っている。