喪失による抑うつ

抑うつ

いくら悲しんでも、いくら望んでも、もう戻ってこないとわかった時、私たちは「死」という変えることのない現実にぶつかります。

もうどうもがいても「死」という現実を変えることが出来ないと悟った時、どうしようもない無力感や絶望感と共に、気分が沈み、辛すぎる現実を受け止めきれず、生きる意味をも失い、何をしていてもその暗い底から上がる事が出来ないと感じます。

そして、どのように現実と向き合っていけばいいのか、どのように受け入れていけばいいのかわからず、より深い深い悲みが訪れて、引きこもり、誰とも会いたくなくなります。

このような心理状態になることが多くあります。

・大切な人が亡くなっているのに、なぜ自分は生きているんだろうか感じる。

・この場所に存在している意味すらわからなくなる。

・笑う事の意味も、働く意味も、人生の意味も、健康でいる意味も分からなくってしまう。

・誰かと話したり、新聞やニュースを、TVをみる気力すらわかず、その場から動く事すら辛い。

・胸にぽっかりと穴が開いて、虚しさや、切なさが急に訪れ、涙にくれ、一人孤独を感じ、人生から引きこもる。

といったような心の状態になることが多くあります。

ただ、大切な人を亡くしたのですから、当然のことなのです。

この時期に必要なことは、前を向く気持ちが起きるまで、ゆっくり時間をかけることです。

いつまで悲しんでいるのという人がいても、どうか気にしないでください。

その人は善意から言ってくれていますが、前を向く時間は本当に人それぞれなのです。

心が前を向くその日まで、丁寧に時間をかけて下さい。

そして、どうか天国にいった大切な方が大切に思っていたあなたを、

あなた自身が時間をかけて大切にしてあげて下さい。

喪失の気持ちを理解する為に。

ショック状態・悲しみ

 喪失を体験した直後は、ショック状態となり心が不安定になり、
悲しみ、急に涙が出たり、何も感じなくなったり、フラッシュバックが起きたりと、様々な状態が起きます。詳しくはこちら

否認

喪失という大きな体験は、信じがたく受け入れがたいものです。そして、そのショックの大きさから受け入れる事が出来ないことがあります。
この状態が一般的に「否認」と呼ばれています。詳しくはこちら

怒り

故人や他者、自分に対して怒りが湧く事があります。怒りの感情は、今の状態を何とか解消しようとして湧く気持ちです。詳しくはこちら

抑うつ