「怒りというのは、出してはいけないもの。」

特に日本人は、この傾向がとても強いものです。

その為、怒りはダメなものと判断してがちです。

だからあまり怒れないのです。

 

ましてや、亡くなった方に対して今更怒っても…。

という気持ちも同時に湧き上がってきますし、

もう今は向こうで安らかにしているのだから…。

という気持ちも湧き上がって来て自分の中の怒りに蓋をしてしまう。

 

そういうことが起こりやすいのです。

 

そして、閉じ込められた怒りは無意識に追いやられ、

影を一時的にひそめますが、怒りは体から出さないと、

抑うつ的になったり、お腹がキリキリしたりといったような身体症状として表れることがあります。

 

だから、タイミングをみて怒りを吐き出すこともとても大切です。

自分の中にたまった怒りが、

自分を攻撃しないように。

怒りに自分がコントロールされないように。

何よりも、怒りの奥にある自分の思いを大切にするためにも。

  著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。
現在は、都内のクリニックでカウンセリングをする傍ら、講師として、毎週(土)横浜で講義を行っている。