故人との思い出を心にしまう。

人との思い出を心にしまおう

大切な人を亡くした時、

幸せだったことも、

不幸せだったことも、

沢山思い出す。

 

繰り返し、思い出を反芻することは、

とても大切なこと。

それは、思い出す度に、

悲しい気持ちも出てくるけれど、

もう手に入らないと思う気持ちも強く出てくるけれど、

確かにあったぬくもりや、確かにあった幸せや、愛を、

心が再び感じる事が出来るのですから。

 

繰り返し思い出すこと。

 

それは、辛さを伴うけれど、

 

繰り返し思い出すこと。

 

それを通して、その思い出を、

そのぬくもりや、愛を

こころの奥に少しずつしまっておくことができる。

 

もちろん、それには時間がかかるけれど、

確かにあった繋がりを、

その思い出を通して心に大切にしまうことだって、

きっといつかできるんだ。

 

ただ、そう思えるまでは、

繰り返し思い出すことは、自然に任せよう。

それはとっても自然なことなのですから。

 

人は、何度も繰り返し思い出し、

そして、その「死」を少しずつ受け入れて、

故人を逝かせてあげる事ができるのです。

  著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。
現在は、都内のクリニックでカウンセリングをする傍ら、講師として、毎週(土)横浜で講義を行っている。