否認

 

否認

大切な人を亡くした時。

私たちは、大切な人がこの世にいない。
という事実を中々受け入れる事が出来ません。

「昨日までに家にいたのに…。」

あの声が聞こえないと思うと、
あの笑顔が見れないと思うと信じられなくなります。

そして、なかなか「死」という事実を受け入れる事が出来ない時があります。

それもそのはずです、「死」というテーマはとても大きなテーマであり、
容易に受け入れることができないことなのですから。

受けれるとは、死と向き合うこと。

なかなか受け入れられないことがあるのは、当然のこと。

と先ほど書きましたが、受け入れるということは、死と向き合うことです。

「もうあの人はかえってこない。」

ということを認めることなのです。

ただ、それにはとってもエネルギーがいります。

そして、とっても大きなショックを伴います。

そのショックの大きさは言葉では言い表せない程大きく、
時に私たちの心が耐えきれないほどです。

認めてしまったら、心が崩れてしまうほどのショックを受けてしまうのです。

否定したい気持ちがあってもいい。

その為、否定したい気持ちが出てくるのも当然ですし、否定しても今はいいのです。

否定したい気持ちは、認めたくない気持ちもありますが、心がまだその大きな出来事を受け入れる準備が出来ていないのです。

だか、受け入れられない時はどうぞ受け入れない勇気を持ってください。

それは、あなた自身の為でもあるのです。

何でもかんでも向き合えばいいというわけではありません。

向き合うには、痛みも伴いますし、力がいります。

その準備ができるまで、心はあなたを休ませてくれます。

その為、もうあなたがこれ以上ショックを受けなくてもいいように、
過度なストレスを受けて心が壊れてしまわないように、僕たちの心は、
心は気持ちを感じなくさせてくれ(無感覚)、その出来事を否認するのです。

なぜなら、その出来事自体を認めるのは、
今のあなたにとって心に負担が大きすぎるのです。

だから心は、大切な人を亡くした時に、そのことを否認するのです。

今はまだそれに向き合うだけの準備がまだ整っていない為、
あなたを守る為にも、気持ちを鈍らせ、そして否認をしているのです。

認めたくないのは、ごく自然な心の働きなのです。

だから、気持ちを感じなくても、認めたくない気持ちが湧き上がってきても、
あなたは悪くもなく、おかしくもないのです。

そういう気持ちが湧き上がってくるのは、当然の働きなのです。

だから、自分を責めないで上げて下さい。

向き合うには、あなたなりの時間と準備がいります。

その時が来るまで、焦らずにどうぞ丁寧に時間をかけてください。

喪失の気持ちを理解する為に。

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