喪失を知的に理解すること。情緒的に受け入れること。

大切な人が亡くなった時に、

私たちは知的にそれを理解することができます。

つまり、頭で理解するということです。

「亡くなったんだ。」と頭ではわかっているのです。

 

でも一方で、情緒的には理解してないことも多くあります。

つまり、頭ではわかっていても気持ちついてこないのです。

頭ではもういないと分かっていても、気持ちではまだ生きているんじゃないか、会えるのではないかと感じてしまうのです。

情緒的に喪失を受け入れるのには時間がかかります。

それは、その気持ちの中にいろんな感情や思いが隠れているからです。

まだ信じたくないお気持ち。

まだ会いたいお気持ち。

大切だと感じるお気持ち。

怒りのお気持ち。

深い悲しみお気持ち。

 

本当に様々なお気持ちが隠れています。

 

そんな気持ちと時間をかけて丁寧に向き合っていく。

情緒的に理解していくには、そんなプロセスが大切なのです。

 

ただ、一人でそういった自らの気持ちと向きあっていくのは、

なかなか難しく、やはり痛みを伴うこともありますから、

自らの気持ちを聞いてもらえる時間を持つこと。

寄り添ってくれる人と一緒にその気持ちを共有すること。

そんな時間を持つこと。

そんな時間を過ごせる人と共にいること。

それはとても大切なことなのです。

 

喪失のご相談では、そういった時間をあなたが過ごせるように丁寧に時間をかけてお話を聞いていきます。

  著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。
現在は、都内のクリニックでカウンセリングをする傍ら、講師として、毎週(土)横浜で講義を行っている。